このご夫婦は、はじめての対面時からこう言ってくださいました。
「全て稲榮さんにお任せで。」
その一言は、私にとって“合言葉”のようなもので、プレッシャーであると同時に、誓いでもあります。
「全てを預けてくださった以上、私は全力でふたりの未来に向き合う」そう覚悟を決めて取り組んだ一日でした。
プランナーとして、全体のプロデュースはもちろんのこと、映像・照明・空間演出・ゲーム演出まで綿密に打ち合わせを重ね、ふたりの“想い”が確実に伝わるように調整しました。
また、式の中では「結婚証明書にサインをしてほしい」という、かけがえのない依頼をいただきました。
おふたりの人生の証人になること。それは、プランナーとしてこの上ない光栄であり、責任でもあります。
式が結んだ今も、おふたりとの交流は続いています。
「生涯にわたって寄り添える関係性」が築けたこと、それが何よりの誇りです。